空へ

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一睡もせず、朝を迎える。ママと妹も5時過ぎにはおきて、3人でコーヒー。ぽつり、ぽつりと会話。朝8時にお迎えがあり、パパが自分で選んだスーツにネクタイ。ママとおそろいの時計。ここに立ち会わないちびs&相方からのおてがみ、そしてたくさんのお花を棺にいれて、いざお別れの時。火葬場に移動。

2時間後、係の人から「準備がもう少しで整います。遺族の方は、会場にいらしてください」との連絡。

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パパのお骨、あまりに立派で驚く。箱に入りきらない。箱が重い。

家に戻り、いつのまにかうとうと。そうこうしているうちに、妹ファミリーは大雪の中、家路につきました。

ママと二人きり。パパがいないのが信じられない。ちょっとでかけているだけなんじゃないのかな、って思ったりするけど、そうではないことはすぐに思い出してしまう。悲しい。本当に悲しい。こんなに悲しいことってないと思うほど、悲しい。気を張っていないと、涙が勝手に出てきてしまう。