ボリビアの総選挙は12月4日に実施される予定であったが、雲行きが怪しくなってきた。


私の担当業務は経済協力関連であるが、それはあくまで相手あってのもの。
肝心のボリビア政府側の責任機関/担当者が固まらないと、案件の進めようがない。


今の政権は次の政権が決定するまでの暫定政権との位置づけ。
現大統領も任務継続の意思がないことをはっきり内外に示している。
となれば、政権は確実に交代することになる。
日本の今投じているものが、「ボリビアという国とその国民に対しての援助」との原点に戻れば、どの政権になろうが、援助は継続されていくだろう。
でも、その進捗速度や規模に大きな影響を与えるのは確か。
他のドナーも様子見状態。


12月4日の選挙が延期となると、また大規模なデモ行進が起こるとのこと。
明日以降、大きなデモが予定されているとの情報も入っている。
こうなってくると仕事の見通しはたたなくなってくるが、それとは別に、私自身の生活にも支障が生じるのではと、多少不安になる。
明日以降、万が一に備えて、最低限の水、食料、ガソリン等の備蓄を早速始める予定。


デモ行進のうわさがただのうわさで、これからも平穏なラパスであればいいのだけど。
ボリビア人の各個人はおだやかでいい人なのに。