幸せの基準

今日も仕事がらみで職場の近くの孤児院へ。屈託のない笑顔。みんな両親を失っていたり、捨てられたり、それぞれの理由によりここに引き取られている子供達。そのことを思うと、胸が締め付けられるような感覚を覚える。でも、それも私の勝手な感情。この子達がどう感じているかは分からない。周囲に映る事情とは関係なく、もしかしたらここで幸せなのかもしれないし、はたまたそうでないのかもしれない。。



ここの孤児院は、様々な人からの寄付により運営されているとのこと。コンピューター室、遊戯室、教室、さらには簡単なジムまである。設備だけで言えば、ここのレベルは相当のもの。決して贅沢な雰囲気ではないけど、普通にボリビアの平均的な家庭で生活するよりよっぽど物質的には恵まれている。ここで現在生活しているのは120人ほどとのこと。男の子は一番大きい子で5歳。それくらいまでの年までには大体の子が養子にもらわれていくとのこと。女の子は男の子に比べ引き取り手が少ないとのことで、現在120人の大半は女の子。


ここを巣立っていった子達は社会的に成功している人が多いとのこと。会計士、弁護士、デザイナー、etc..幸せの基準は人それぞれ。自分の想像する幸せが必ずしも他の人に当てはまるわけではない。
子供たちの笑顔。この子達って、幸せなのかな?そういう私はどうなんだろう?