Salar de Uyuni


ぐっすり眠り、目覚めも快適。アラームも無しに、朝日に間に合うタイミングに起きることができ、すっかりごきげん。期待通りのきれいな朝日。身を切るような寒さがなかったらずーーーっと見とれていたのだけど。



今日はいよいよ本格的にUyuni塩湖を堪能。これでUyuniに来るのは2回目。(←よかったら、前回のUyuniのブログ「Uyuni」もどうぞ。)画像は塩湖の入り口付近。雨季のUyuniを見たくてやってきた前回には見られなかった、水の張ったUyuniに出会うことができ、感無量。(←既に入り口で感動している。。)



最初の目的地は塩湖上にある「塩のホテル」。壁も、テーブルも椅子もベッドも、ぜーんぶ塩でできている。宿泊中のホテル「Luna Salada」も塩でできているので、そんなに感動はしなかったけど、塩湖の上で見る夕日、朝日を想像すると、1泊ぐらいしてみたいとも思った。



画像は「魚釣りの島(イスラ・デ・インカワシ:Isla de Inkahuasi)」。レストラン等の設備も整っていて、なんだか塩湖上のちっちゃなオアシスといった感じ。オアシスと呼ぶにはあまりに荒涼としすぎているかもしれないけど。
遊歩道が整備されているので、それを伝って島を一周。こんなに大きなサボテン、育つのに何年かかったのだろう。。前回(今年1月)に来たときはサボテンの花が見ごろだったけど、今回はころころと実がついていました。



そして、これが塩湖そのものの画像。青と白。極限までシンプルな世界。気温は低いけど、低緯度、そして超高地(←3,700m)特有の強い日差しに、塩がきらきら光を乱反射。



ウユニの街では、塩湖からの塩を生産しています。塩そのものなので「生産」という言葉には違和感を感じますが。。塩の山に登って写真をとったり、はしゃぐ私たち。この後恐怖の体験が待っているとも知らずに。。


この周辺は電灯なんて一つもない。舗装道路ももちろんない。しかもとことん平面なので、暗くなると道が分からなくなり、かなり危険。(←塩湖はれっきとした湖。塩の下には水が在るし、土に見えていてもずぶずぶとぬかる場所が多々ある。)なのに、完全に道を踏み外してしまった私たち3人。宿の灯りが遠くに見えているので方向はわかるのだけど、岩がごつごつ。潅木もそこら中に生えている。結局ライトを照らしてホテルの人に合図をし、迎えに来てもらう始末。。。最悪車を見捨てて歩いて帰るという方法があったし、命の危険はなかったにしても、どこまでも広がる真っ黒な平原に、強烈な恐怖。愛車トレイルちゃんのおなかは多分傷だらけ、ラパスに戻ったら病院送り。こんな風に迷わなくても、塩湖の上を走っただけで塩の結晶が車にこびりつき、相当なダメージ。正直、もう二度と自分の車では来るべきではないと強く感じる。


夜は、無事の生還(?)を祝して再びかんぱーい!この瞬間が最高。そして、空は見事な星空。乾燥地のため、星が瞬きもせず光る。