ラパスを離れて。

ラパスを離れ、今日・明日の2日間は地方でのサイト調査へ。今日はラパスから3時間ほどのところにあるオルロ、夜は宿泊地&明日のサイト調査地であるコチャバンバへ。


イリマニを目にしたときもでしたが、この藍空を見ると、ボリビアに来たという実感がふつふつと沸いてくる。単調という人がいるかもしれませんが、このシンプルに美しい景色、心にぐっと来ます。これは、ラパスからオルロに向かう途中の一枚。


ラパスから車で約3時間ほど走り、オルロに到着。うぅ、毎度ながら乾燥していて、ほこりっぽい。。。のど飴を持ってきていてよかった〜 ここは、ラパスより標高が上がり、軽く4,000m超。宇宙に近づいているだけあり、空も濃い群青色・きれいな色になるはずです。


今日の目的地は、かんがい用のダム建設現場。また、ダムとあわせて、灌漑施設も建設中です。進捗状況に対していろいろな意見があるかもしれませんが、まぁ、工事は一応進められているし、地元の人たちは、「この灌漑整備は40年来の夢。ここに緑が広がるのをみたい」と好意的。建設側と住民側の意見交換はある程度なされている様子。


サイトからオルロの街まで再び車を走らせること2時間弱。お昼はオルロの羊料理が有名なレストラン、「Naijama」へ。これ、「グリル羊・半分(Cordero Mechado, Medio)」という料理。(←いくらなんでも直訳しすぎ??)中央アジアで羊はもういいかなって思うようになっていたけど、こうして手を加えられた羊のお味はなかなか、などと勝手なことを思いながら、結局ぺろりと完食。


昼食後、本日の宿泊地コチャバンバに向けて移動しようとしたところ、コチャバンバにて道路封鎖実施中との情報。トラック運送業者による、政府(道路公社)に対して遅れがちな道路整備状況の改善を求める目的とか。関係者に連絡をとり、総合的に状況を見て、とりあえずコチャバンバに向かうことに。


画像は、オルロ(4,000m)−コチャバンバ(2,600m)間の風景。このあたりは標高3,200mぐらいとのこと。


無事(?)コチャバンバに到着♪ 結局道路封鎖のあおりをもろにくらってしまい、コチャバンバに後15分程度の地点まで迫っていながら、その後目的地までかかった時間は結局2時間弱、ひたすら迂回路を探してうろうろしていたことになる。。。


夜は、大好きなボリビア料理、「牛タンの煮込み(Picante de Lengua)」を堪能♪ (車の中では寝ていたくせに)疲れていたのもあるのかな、ビールもお料理も最高!!!! 今日もよく眠れそうです。