コチャバンバでの農家訪問。


あんなに昨夜はいっぱい食べたのに、おなかがすいて目が覚めた。コチャバンバだって、日本からすると十分に高地。どうやら、消化ペースと高地の相関関係は、今のところ私にはないらしい。


今日は農家訪問の日程。お仕事相手にその農家のセレクションはお願いし、連れて行ってもらったのはコチャバンバ県カピノタ(Capinota)。水も比較的豊かとのことで、美しい農地が広がる。同じボリビアでもラパスとは全く違う種類の美しさ。

これも、ジャガイモ畑の美しさについつい撮った一枚。正式な水利組合もないのに、自然と順番に灌漑用水が流れ込むことになっているとか。また、耕起、収穫の時期には、コミュニティの中でお互いに助け合って農作業に向かっているとのこと。譲り合い・助け合いの精神がここでは普通のこと。

このジャガイモ畑の持ち主のおじさん。おじさんと畑をデジカメで撮りたいとお願いしたら、はずかしそうに、ポーズを決めてくれました。でも、この後次第にノリノリ状態に入り、「もういいです」とこちらが言っても、他の作物を紹介する始末。ちょっとかわいい。

向かいの農地にはヤギがぶらぶら。かわいい親子のヤギがいたのでつい一枚。これ、畑にいた子供たちが協力して私の前にヤギを追い込んでくれたもの。私はヤギよりその子供たちのほうがよっぽど画像におさめたかったのだけど、残念ながら、走り回られてぶれまくり。とてもブログに載せられるような画像はとれませんでした。


二日間の地方・農村訪問。紙ばかりみていると、現場が見えなくなる。訪問したからって、劇的に何かが変わるわけでもないのだけど、やはり見るのと見ないとでは全然仕事に対する意気込みが変わってくる。