メイド

mikaaya2006-01-18

一昨日突然メイドのサラに「他にメイドを必要としている人はいないか、探してもらえないか?」と言われた。
やめたいのかな?私の下で働くのが何か辛かったのかな?と心配したけど、何でも子供が学校に上がり何かと入用になるので、どうにかしたいとのこと。また、最近ラパスではパン、砂糖をはじめとする基礎食料の価格がどんどん上昇しており、以前に比べて生活が厳しくなっているらしい。


私のところには月、水、金と週3回通ってもらって、1ヶ月550BS(約70USD)。
空いている火、木に通えるところを探してほしいらしい。
早速職場の同僚に打診したところ、快く週2日サラに来てもらいたいとの回答。
サラは大喜び!本当によかった。


週3日、1ヶ月70USDというのは一般的なボリビアのメイド料金。
ご主人は職業専門学校に通っているとのことで、今は彼女が一人家計を支えている。70USDで一家3人生活するということを想像してみる。
日本人として、この国で外国人として生活する私にはやはり非現実的な数字。
彼女の生活を向上させるにはお給料を上げればいいのだけど、どこまでが適正なのだろう。
なんと理由をつけて追加すればいいのかな。
人を雇用したことがない私にはそのあたりのバランス感覚が不足している。。


ちなみに彼女は本当によく気がつくし、料理もお掃除も得意。
その仕事っぷりには大満足。また、何よりも気立てがよく、「自宅」という極めて私的な空間を共有していても全く苦にならない。深く考えずに前任者から引き継いだけど、本当にいいメイドにめぐり合えたと思える。
彼女を雇用することにした同僚もきっと彼女の働きっぷりには満足するはず。