大統領就任式

mikaaya2006-01-22

今日は大統領就任式。
ロドリゲス・ベルツェ氏に代わって新しく大統領の任につくのは先住民出身かつ左派のエボ・モラレス・アイマ氏。
TVで大統領就任式が中継されていたのでどんな演説をするのかしばらく観ることに。
ロドリゲス(前)大統領の演説に続き、アルバロ・ガルシア副大統領の宣誓及び演説。
そしてモラレス大統領の宣誓及び長い演説となった。(民族の尊重、外交、天然ガス問題、コカ問題・・・etc.内容は盛りだくさん。そしてこれらは彼に今後課せられる問題そのものといえる。)


(本筋とずれているけれど)ふと感じたことをいくつか。
①宣誓はいずれも「神」に対して。副大統領に至っては、宣誓の後賛美歌が歌われた。(大統領の宣誓の後は国家が流れた。)先住民出身の大統領も普通にカトリック
②モラレス大統領の宣誓を行ったのはほんの数分前に宣誓を行ったばかりのアルバロ副大統領。ちょっと違和感。こういうものなかしら。
③モラレス大統領の服装。さすがにいつものセーター姿ではなかったけど、やっぱりノーネクタイ。


就任式の後、現在新大統領によるレセプションパーティが開催されている。
会場はラディソンホテル。写真は自宅の窓から撮った会場の写真。
さすがに物々しい警備体制で、一般車両は通行止。


さぁ、いよいよ新政権スタート。
明日の再編された省庁体制及び新閣僚の発表が皮切り。
さてさて実際にはどんな政策を打ち出すものやら、見ものです。