悲しいこと。

ボリビアにおける今年のエル・ニーニョ現象による被害は、過去最悪レベル。被災者数約35万人、死者40名弱、行方不明者約10名、そして経済的損失は全国で。2.5億ドルとのこと。。報道では基本的に豪雨・洪水・土砂崩れ等を中心に取り扱われているけれども、実際には干ばつ、冷害、雹、霰も各地域で猛威をふるっており、こちらも相当深刻な状況。


これは東部ベニ県の様子。牛はおなかをすかせ、木の皮なども食べ始めているとのこと。多くの家畜が飢えや疲労により死亡している。



牧畜だけではなく、農業への被害も深刻。画像は水浸しのバナナ。画像が手元になかったので人々の写真は載せられませんが、なかなか引かない水の影響で、様々な病気も流行りだしているとか。。


どうして貧しい国にはさらに試練が課せられてしまうのだろうか。。悲しくなる。