今日はマウナ・ケア山へ。マウナ・ケアは標高4,205mと、かなりの高山。え、ハワイに来てまで、高いところに登るなんて、どこまで高いところが好きなんだって?? ・・・否定はしません。今回の目的は、頂上から見る夕焼けと、満天の星を見ること。
一枚目の画像は、まだ標高200mほどの地点、溶岩の平地を撮ってみました。
ボリビアもですが、高地の空って本当にきれい。ここは既に3,600m地点。雲の上。
そして、これがお目当てのSunset! ガイドのヒデさんの説明では、赤道に近いハワイから見る夕日は角度の関係であっという間に地平線に落ちてしまうとか。言われてみるとそんな気もするけど、どうなのかしら。。→ボリビアのほうが緯度は低いから、普段とあまり変わらない気がしてしまうのね。
もう一つ、夕焼けの画像。今度は天文観測所も入れて。うろ覚えだけど世界9カ国がこのマウナ・ケア山頂に合計13基の観測所を持っているとか。もちろん、日本の「スバル」も入っています。ブラジル、アルゼンチン、チリの南米3カ国も含まれているのには少し驚きました。→旗があっただけかしら??
→調べてみたら、次のとおり。9カ国は聞き間違えだったみたい。
- カルテクサブミリ波天文台 (Caltech Submillimeter Observatory, CSO) - カリフォルニア工科大学
- カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡 (Canada-France-Hawaii Telescope, CFHT) - カナダ、フランス、ハワイ大学
- ジェミニ北望遠鏡 - アメリカ、イギリス、カナダ、チリ、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジル
- Infrared Telescope Facility (IRTF) - NASA
- ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡 (James Clerk Maxwell Telescope, JCMT) - イギリス、カナダ、オランダ
- すばる望遠鏡 - 国立天文台(日本)
- Submillimeter Array (SMA) - 台湾、アメリカ
- United Kingdom Infrared Telescope (UKIRT) - イギリス
- ハワイ大学88インチ望遠鏡 (University of Hawai'i 88-inch Telescope, UH88) - ハワイ大学
- ハワイ大学24インチ望遠鏡 (University of Hawai'i 24-inch telescope, UH24) - ハワイ大学ヒロ校
- Very Long Baseline Array (VLBA) 受信機 - アメリカ
- W・M・ケック天文台 (W. M. Keck Observatory) - California Association for Research in Astronomy
星空は、本当にすばらしくて、涙がでそう。一晩にこれほどの流れ星を見たのは初めて。それから、木星は(望遠鏡を使って)4つのガリレオ惑星を確認!スバル、アンドロメダ銀河と天候にも恵まれ、最高のコンディションでの天体観測。これだけ様々な説明を受けても、あまり星座に興味は持てなかったけど、こんな星空だったら、何度でもまた来たい。
(ちなみに、頂上は寒くて寒くて、分厚いコートに手袋でも凍えそう〜 4,000mの高地に、ガイドは高山病への注意を再三に渡ってしていたけど、既にこちらは超高地トレーニング済み。なんだか、平地より快適な気がしてしまう自分が少し悲しい。。)