コンドリーリ


今日はママの誕生日。ボリビアでは19日(夕刻)だけど、日本ではもう19日は終わってしまった頃ね。改めて、Felíz cumpleaños!


相変わらず体調はイマイチだけど、今日はコンドリーリへ軽くトレッキング。お天気も最高で、さわやかな陽気。雲は散らばっているけど、相変わらずの碧い空。

実に多くの動物が普通に道を横切る。この羊、しばらくだまって車を見つめる。。よけてくれる気はないのかな。。。仕方がないので、クラクションでちょっぴり脅かすと、ものすごい勢いで道路脇の草に飛び込む。

トレッキングコースを歩き出すと、仲良しのとかげ2匹が岩の上でひなたぼっこ中。近寄っても逃げない。人間が怖い生物だという認識がないのね。今後のために、人間のこわさを教えてあげることにした。(←追いかけたら、ものすごい早さで逃げていった。)ちなみに、歩き始めたこの地点の標高は4,450m程度。とかげったら、酸素もないのに、すごいスピードでの走り!!

この地域はアンデス氷河(熱帯氷河とも呼ばれる)からの雪解け水のおかげで、非常に水には恵まれた地域。超高地のため、肥沃な土地というわけではないし、石も多いけど、作物はそれなりに育つため、ソラ豆畑も近くには多い。
また、小さな湖が到るところにあり、美しいアンデスの山々と空といいコンビネーション。

やっぱり載せずにはいられない、リャマの親子。不思議そうに車が近づくのを見つめ、突然逃げ出し始める。そんな姿がこっけいで、ついつい笑みがこぼれてしまう。ちなみに、金曜日にあったボリビア政府関係者によると、リャマやアルパカは他の家畜ほど子だくさん(1回のお産で1頭のみ)ではないため、増えるのに時間がかかるとか。そこいら中にちっちゃいリャマがぴょんぴょん飛んでいるような気がするけどなぁ。。。


そして、最後の画像は、肝心の目的地。コンドリーリの氷河。コンドルの形をしているから、コンドリーリと呼ぶらしいけど、私にはどこがコンドルなのかよく分からない。。。ここに来るのは2回目で、前回同様美しい景色だと感動はしているのだけど、やっぱりコンドルには見えない。(←しつこい?!)温暖化の影響で、氷河はあまり時を措かずして消えてしまう見込みとのこと。これから先、何年か先にボリビアに来ることがあったとしても、同じ景色をもう見ることはできないのかもしれない。