ラドン温泉「ホジャオビガルム」へ


今日は「ホジャオビガルム(Khodzhaobigarm)」へ。こちら、ラドン温泉で有名とのことで、前々回のタジキスタン出張時(→そのときのブログはこちら秘湯。 - mikaayaの日記)に一度行った場所。ドゥシャンベから55km程度しか離れていないというのに、標高が1800mということもあってこちらは大雪。一面の銀世界。木に降り積もる雪が花の様できれい。

似たような画像ですみません。。。こちらは目的地のホジャオビガルムでの雪景色。

こちらは1960年代に建設されたという巨大サナトリウム。500人収容できるとか。もちろん国営とのこと。話によると、どうやら長期滞在者をターゲットにしていて、外国人がふっと立ち寄るという場所ではない様子。ちょっと中味がどうなっているか入ってみたいような気もしたのだけど残念。

こちら、本日のメイン、ラドンのスチームサウナ(の外観)。通訳は男性なので、ここから先はもう独り。どうしようもなく意思疎通が困難な世界。まぁ、どうにかなるものです。まずは脱衣所(ベッドが6つ設置。サウナの後に、軽く横になるのが目的)で服を脱ぎ、つづいて浴室へ。浴室にはスチームサウナ(ラドン温泉)、掛け流しの温泉、シャワーとあり、これを順番に回れとのこと(多分)。こわくなるほどに汗が吹き出て、お肌の調子はよくなったはず。しかし、ラドンって放射性物質ではなかったっけ?私、大丈夫なの??

サウナの後は食事。いつものメニュー。そしてウォッカ。お風呂上りにウォッカだなんて、体に悪いに決まってるって。。。お水がいい、今はお酒はイヤだって。と、通訳無しでは伝えることもできず、結局ウォッカで乾杯×4杯ほど。相手も私を楽しませよう、盛り上げようと必死なのが伝わってくるのはいいのだけど、言葉が通じないからって、やたら乾杯するのはやめようよ。。。これじゃぁ、健康になるんだか、不健康なことをしているんだかよく分からない。とにかくアルコールは当然ながらよく回り、いつもより早めにおなかも肝臓もいっぱいに。


画像は、タジクの冬の伝統料理「クルトップ」。パイ風のパンをちぎり、そこに炒めたたまねぎ、ヨーグルト、熱々の羊の脂等をかけたもの。「高カロリーですばらしい」って、タジキスタン側の人は褒めていたけど、いやいや、それって私には怖いことです。
そして、もう一口も何も食べられないほどおなかがいっぱいになった頃、新たな料理が登場。近くの清流でとれたというよく分からない白身魚が登場。これがかなり美味しくてびっくり。


部屋に戻って気がつくともうぐっすり。でも、早くから寝すぎたために、深夜には目がぱっちり。時計を見ると、深夜といってもまだ12時前、まだ19日だった。ゆっくりできたのか、そうでないのかイマイチわからない、でも貴重な体験ができた一日でした。