くろの初七日

１.くろの初七日

　くろが天国に旅立って今日で７日目。まだ悪い夢を見ているような気分で、ふとしたときに、くろがひょこっと出てきそうな気がしてしまう。まだまだ私の感情は不安定ですが、くろのことを考えてもなんとか涙をコントロールできるようになってきました。

　ケニアでは、ペットが逝くとその体は動物病院から獣医大学に送られ、そこで土葬するのが通例とのこと。もう少し話を聞いてみると、大きな穴に、他のペットもみんな一緒に入れ、消毒・処理等を目的とした薬品をかけた上で土で覆うということが分かりました。。。

　うーん、それはとてもとても受け入れられない。そこで、先生にお願いして特別に火葬にしてもらうことにしました。ケニアでは権威のある動物病院らしいのですが、SUSAN先生にとってそういった要望は初めてのこと。木曜の夜から火曜日の夕刻までは、くろのなきがらを動物病院にある専用の冷蔵庫においてもらい、火曜日の夜に火葬。その場に一般人の立ち合いは難しいとのことで、先生が集めておいてくれたくろの骨を本日受け取りました。

　もうあんまり泣かないようにしなくてはと思っているけど、小さな小さな骨を目の前にして、変わり果てたその姿に涙が抑えられません。くろは日本に連れて行きたいと思っています。

　悲しいけど、一区切りということばが頭に浮かびました。

２．ちびｓの検査結果

　昨日診察を受けたちびｓは、先生の見立てだと軽い症状とのことですが、くろのこともあったので、念のため感染症や寄生虫等のチェックを兼ねて、検査をすることに。ところが、検査をしようにも、うれしいことに二人とも昨日は先生の診察後一度もピーピーでトイレに行きたくならない。そんなこんなで、今朝とったものを専用容器に入れて検査機関に持ち込みました。検査結果は先生に直接メール送信されるシステム。

　夕方、検査結果を確認した先生から連絡がありました。感染症の疑いはほぼないけれども、イースト菌が二人ともかなり出ているとのこと。イースト菌？？？　なんでも、強いストレスを受けたときや、抗生剤を使用したときにこういったイースト菌が検出されるとのこと。イースト菌が原因であれば、今処方されている整腸剤を続ければいいとのことです。

　強いストレス・・・それはちびｓが生まれた時から一緒だったくろが逝ってしまったこと、そしてそれを両親が嘆き悲しんでいることでしょうか。ちびｓの様子からはあまりストレスを受けているということが感じられませんが、私が見えない状態になっていただけで、実は幼いなりにも強く感じていたのかな。ごめん、ちびｓ。フォローしなくちゃ。

　培養試験結果はまだ時間がかかるとのこと。その結果を見てから、今後の方針を改めてご連絡いただけるとのことですが、とりあえず一安心。

　ちなみに、検査費用は2200Ksh/人。

３．天皇誕生日レセプション

　ちびｓの体調は落ち着いているようなので、ちびｓをVioletに見ててもらい、相方と2人で天皇誕生日レセプションに行ってきました。おぉ、夜に2人で出かけるのはいつぶだろうか。しかもおめかししてなんて、記憶にないなぁ。友人の結婚式ぐらいかなぁ。

　天誕レセプションに出席するのはボリビア赴任時代以来。今度は招待客側の参加なので、いろいろな方と知り合うのを純粋に楽しみに行きました。

　印象に残ったのは、大使のスピーチがすてきだったこと。聞きほれてしまいました。

　画像の女性が外務大臣とのこと。おしゃれだわぁ～