ちょっと低地へ

今日はメーデーで仕事はお休み。職場に行って働いてもよかったのだけど、せっかくなのでドライブへ。行き先はコロイコ(標高1,200m)、ちょっと低地へ。ここへ行くのはこれで3回目。でも、今までの2回はいずれも自転車。しかも、毎年死者が続出する通称「死の道」を。今回は、舗装されている最近できた道ということでリラックスモード。



このあたりはまだ標高4,800m地点。雲が低いのではなく、立っている地点が高いので、こんな風景に。同じ目線に雲がある。緯度の低いボリビアでもさすがにこれくらいの標高になると樹木限界をとっくに超えている。岩と背の低い植物が中心。



さてと、この後ぐんぐん標高は下がっていき、2,800mぐらいになると、だんだん植生が豊かに。休憩がてら車からおり、道路脇の斜面を見るとかわいいお花!!もちろん名前なんて知らないし、多分このあたりの人に聞いても、なんでそんなことに興味があるの?って不思議そうな顔をされるだけ。でも、ここにいると、確かに名前なんてあんまり意味がないのかもね、そんな風にも思えてしまう。



この画像は車の中からとったため、窓ガラスにいろいろ写りこんでしまった。。でも雰囲気を伝えたいので載せてしまいます。このあたりは標高2,000m以下。完全に植生は熱帯。恐竜が出てきそうな、へんちくりんな巨大シダとかがぞろぞろ生えている。緑の色はラパスと比べると断然濃い。私の大嫌いな虫もいっぱい飛んでいる。(←酸素がなくても、私はラパスのほうがいいかも。虫がいないから。)


目的地のコロイコでは適当なレストランで食事。(←目的地は設定してみたけど、そもそもドライブ自体が目的だったりする)このあたりはコーヒーの産地で、生産量は決して多くないけど、香りの高いおいしいコーヒーにありつくことができる。以前も入ったカフェでコーヒーを楽しみ、ついでにコーヒー豆も購入。お勧めです♪



車だと2時間半くらいでラパスーコロイコ間を移動できる。新道さまさま。(←自転車でくだるような醍醐味、味わいはないけど。。)夕方には再び出発地点付近のLa Cumbreと呼ばれる湖に戻ってきました。この湖の標高は4,800m程度。この湖にはカモメがいっぱい。海にだけいるものだと思っていたので、なんだか超高地でのカモメは新鮮。(←どうしても画像に登場させたくって、パンを撒いて無理やり集めてみた。)


*自転車で行ったときのコロイコの日記もあります。物好きな方は、過去2回のコロイコ関連日記Down Hill、及びCoroicoをぜひご覧くださいませ。