Copacabana


今日は、コパカバーナへ。ブラジルではありません。ボリビアコパカバーナです。「あ、ボリビアがまねをしたんだ」って思ったあなた、それは偏見です。なんと、オリジナルはボリビアの方とのこと。「コパカバーナ」とは、アイマラ語で「宝石の展望台、湖の眺め」を意味する「kota kahuana」という意味とか。

コパカバーナに到達するには、チチカカ湖を船(というか、いかだ)でわたる必要があります。画像は、その港。Tiquina(ティキーナ)という街からの一枚。


まずはTrucha(トゥルーチャ、ニジマスのこと)で遅めのお昼ごはん。ここに来るのは初めてではないのに、レストランがどの通りにあったか覚えていなかったので、飛び入りで入ったレストランでお食事。でも、それなりに美味でちょっと満足。


その後、コパカバーナの丘へ。せいぜい標高は150mくらいしか上っていないのに、ほぼ4,000m地点での山登り。息が切れます。でも、この湖が見られれば、疲れも吹っ飛ぶでしょ♪


画像は、丘の頂上付近での一枚。朝11時に出発、のんびり運転で行ったので、このとき既に時間は午後4時。でも、そのおかげで、夕焼けがこんなに幻想的な風景をかもし出してくれることに気づくことができました。しかも、ちょうど春分ボリビアは南半球なので)の日からさほど経っていないタイミングだったので、東を向いて一列に並ぶモニュメントを照らす光がそれはもうすてき。


これは、丘の中腹あたりから撮った一枚。2枚目の画像と逆側を向いてとったもの。ここは、ボリビアキリスト教の聖地。全国から巡礼に訪れる人々で賑わっている。丘のいたるところに十字架が立てられているのが印象的。


そして、これは17世紀に建てられた教会。次の画像も同様。この十字架も真東を向いて建てられている。夕暮れ時に訪れることができて、本当によかった。まるで後光が差しているよう。厳粛な気分に。


教会の全貌を撮った一枚。ちょっとアラブっぽい気がするのだけど、どうしてだろう。。ちなみに、ここのマリア様は先住民アイマラ族の顔立ち。コパカバーナでは、キリスト教のマリア信仰が、大地の女神パチャママ信仰とも混ざって、ボリビアならではの不思議な聖地となっています。


コパカバーナに前回来たのは、赴任1週間目のこと。(→前回のコパカバーナへ行ったときの記事、2005年9月18日はこちらをご参照下さい。http://d.hatena.ne.jp/mikaaya/20050918)既にあの時一緒にいったメンバーは誰もいない。