相方のお仕事の性質上、あまりナイロビを離れることができません。そうでなくても、くろが旅立ったのは11月30日、まだ1か月も経っていない。犬を預けての旅行は厳しいと考えていたこともあって、この日帰りの旅行が唯一の遠出計画です。
で、行先はヘルズゲート国立公園。
Wiki情報をそのまま引用すると、次のとおり。
「ヘルズ・ゲート国立公園 はケニアのナイロビから約90km北にある国立公園。面積68km²。 大地溝帯の底、ナイバシャ湖 の近くにある。火山活動によってできた多彩な景観を、徒歩、自転車など、車から降りて楽しめるのが特徴。」
というわけで、まずは道中、大地溝帯が見下ろせるポイントでトイレ休憩。
不思議な形のサボテンと、碧い空。
早速ヘルズゲート内へ。肉食獣がいないので、自転車や徒歩で移動できるのが売りのサファリ。プンバ(=いぼいのしし)、いっぱい!
アカシアの木がいい感じ。アフリカっぽい?
シマウマはあまりにたくさんいて、しかも逃げない。ちびsも「あ、またシマウマだ。きりん、こないかなぁ」ですって。
いくら草食動物ばかりといっても、あんまり近づくと、体当たりされることもあるようです。
ちびsは数mくらいの距離まで近づいたところで、ドライバー兼ガイドに止められました。おにいちゃんは、なでようと思っていたそうです・・・事前にいろいろ話をしておくべきだったか。
それにしても、こんな風に歩けるのって、やっぱりとても気持ちがいい~
で、こちらもここの見どころ。ヘルズゲートの渓谷。
私はこういう地形を見るのがたまらなく好きなので、本当はゆっくり、とことん歩きたかったのだけど、結構子連れにはハードな感じ。泣く泣く、一番短いコースで撤収(号泣)
「もう、かえろー」(ちびこ)。「だっこ」(おにいちゃん)… 私以外の家族の様子から、あまり渓谷部分には魅力を感じていないようなので、2回目は難しいのかな。でも、記念写真を撮ってみたりして、私はごきげん♪
で、その後向かったのは、なんと温泉! そう、なんと、国立公園内に、日本の支援によるオルカリア地熱発電所があります! といっても、発電所がいっぱいあるので、画像後方に写っているのは、円借款によるものではありません。
水着着用のプール形式ですが、お湯は見事に温泉! 白濁したお湯からは湯の華の香りもしっかりあって、これはいい♪ 残念なのは、強い日差しに対する準備が十分でなかったこと。日傘ぐらいさして入りたいぐらい。せっかくの温泉成分も、日焼け止めでしっかりブロックされてしまっていたことでしょう。こんな気持ちのいいお天気の日には、とても長時間滞在できません。
温泉として楽しむ相方と私。プールとしか思っていないちびs。
着替える場所もしっかりしています。でも、プールだけではなく、プールサイドにも日陰が少ないのは難点か。
温泉上がりにビールが飲めるのは◎。
ちなみに、この国立公園内にある温泉の入湯料(価格)は、Citizen、Resident、Non-Residentの分類があり、Nairobiに住む私たちはResidentのAdult2名、Children2名で3,000KSE(約3,300円)。
地熱のダクトの後ろにきりんとしまうま。
温泉後は再びサファリ。水飲み場に集まるキリンとシマウマ。なんだか動物園っぽい。
何を話しているんだろう。しまうまのおしり×3.
今回は自宅からサファリカーで移動。初めてサファリカーに乗りましたが、上部が開くのは思った以上に気持ちがいい。相方も運転をせずに、一緒に楽しめるのはすてき。おにいちゃんも堪能中。
見ているのは、またしまうま。
ちびこはパパに助けられての見学。
ヘルズゲート国立公園へは、大人2名分の料金(600×2)と、車の入園料合わせて1,500KSE。
帰りの車中は、全員夢の中。いい旅になりました♪ 今度は王道マサイマラにも行きたいなぁ~