ボリビア総選挙

mikaaya2005-12-18

本日12月18日はボリビア総選挙。
初の国民投票による大統領選で、選挙投票所は全国で軽く20,000を超えるとのこと。


朝から投票が始まり、18:00から開票作業が始まっている。
主な候補者は次のとおり。
・MAS党 エボ・モラーレス候補(先住民系)
・PODEMOS党 トゥト・キロガ候補(元大統領)
・UN党 サムエル・ドリーア候補
・MNR党 ナガタニ候補(日系人) 
事実上エボ・モラーレス候補とトゥト・キロガ候補の一騎打ち。
事前調査ではエボ候補がリードしていたが、TVの速報を見る限り予想通りの展開らしい。


今、外からは「エボ、エボ、エボ」と叫ぶのと、「トゥト、トゥト」と声を張り上げているのが聞こえる。
どうやらどちらも相当の興奮状態。
確かに昨日からの禁酒は正解かもしれない。
あの状態にお酒が入ったら大変。


選挙48時間前からの酒類の提供禁止(スーパーでは普通に販売されていたけど。)に加え、今日は一日許可車以外の車使用禁止だった。(車だけではなく、飛行機も国内線は全て。)
というわけで、いつもは車でいっぱいで、渡るのに一苦労する家の前の道(Av.Arce)もご覧のとおり。
なんだか静けさがかえって不気味だった。


公式の選挙結果発表は1月12日。
今回の選挙で得票率50%を超える候補がいたら、そのまま大統領に。
全ての候補がそれを満たさないのであれば、議会にて決選投票が行われる。
それらの過程を踏まえて1月22日に大統領就任式が行われる予定。
かなりタイトというか、すでに非現実的なスケジュール。


ボリビアが平静さを保てばいいのだけど。
しばらくは予断を許さない状況が続く。