ボランティア

今朝は早くからエル・アルト市(ラパスに隣接する市。貧困層が多い。標高4,000m超。)の子供たちに折り紙といった日本の文化を紹介する集いにボランティア参加。まずは新聞紙を正方形に切った即席折り紙で、かぶとを作成。お、よかった。どうやら楽しんでいる様子。次の風船。あら、ちょっと難しかったかしら。でも、なんとかそれぞれ独創性にあふれる風船をつくって楽しんでいるみたい。(←先生としては失格だな。)2時間近く経ったところで協力隊の方々が到着。習字を披露&子供たちと一緒に楽しみ始めた。彼女たちは一所懸命。だからなのか子供たちもぐんぐん引き寄せられている。私はどこかで「ボランティアだから、気軽でいいのよ」と思っていたことをはずかしく思った。心にどこか高飛車な感情が巣食っている。



画像はエル・アルト市の子供たち。親に見放され路上生活を送る子供たち、家庭になんとか属していても、あまり面倒を見てもらえない子供たちも多く含まれているとのこと。屈託のない笑顔がかえって心にささった。


11時には会場を後に。一緒に参加した同僚と共に、家まで歩くことに。いつも空港から自宅や職場に戻るときに使うぐにゃぐにゃ道をてくてくてくてく。結局目的地の日本食レストランまで1時間30分。さすがに足がちょっと張っている。

これは、4,000mの地点から撮ったもの。見下ろしているのはラパスの市街と雲。そう、この時点では完全に雲の上の人。遠方の雲の間に見えるアンデスの山々が神々しい。



まだ雨期が終わらない。。例年であれば、そろそろ明けるはずなのに。イリマニに降り注ぐ雨は当然雪となり、そのおかげでイリマニは今までに見たことがないほど真っ白。太陽の光を浴びて、まるでイリマニ自身が光を放っているよう。


(平日もだけど)休日はあっという間に過ぎてゆく。明日は少し仕事を片付けよう。気がつけば今日は平成18年度最後の日。来年度も楽しく仕事が進められればいいなぁ。