ボリビアでの生活に特に不満はない。ほしいものが手に入るのに時間がかかることとか、魚介類があまり食べられないこと、語学に不自由すること、酸素が不足していること、etc... まぁ、何も希望が無いとは言わないけど、それらはたいしたことではない。
でも1つやはりどうしようもない気持ちになることがある。それは大切な人たちに直接会うことができないということ。今の時代、IP電話でも、メールでもいろいろコミュニケーション手段は発達している。それを駆使すれば一昔には考えられないほど簡単に、はるか遠くはなれた人と連絡をとることができる。
でも。。。やはりそれにも限界がある。どんな代替手段を駆使したって、「直接会うこと」とはかけ離れたもの。バーチャルではなく、そこに生身の人間である相手の存在があり、その場の全ての空気を直接感じるというのは全然別のこと。ここまで遠くへ来てしまうと、さすがに友人と面と向かうことは滅多になくなってしまう。仕方がないけど、少し寂しい。
こんなことを考えるのはホームシック？！（両親もボリビアに赴任中だというのに？）しかしそんなに不幸感はないなぁ。それは多分、新しい環境には新しいものが満ち溢れており、それらが私の好奇心を刺激するから。
日曜ももう終わり、明日から仕事。
明日になれば、こんなことを考えてみる余裕もないような生活がまた再開する。
