大晦日

とうとう2006年も今日でおしまい。少しさびしいような気もしつつ、ウユニ塩湖に想いをはせる。今日は念願の塩湖へ。



ウユニ塩湖の景色、それは想像をはるかに超えるものでした。なんて美しいのでしょう。世界は白い湖面と碧い空と....それだけ。



続いて、ウユニ塩湖を通り越し、コイパサ塩湖へ。こちらも画像のとおり、一面真っ白の世界。このコイパサ湖はウユニ塩湖の北西に位置し、ウユニ塩湖と異なりほとんど観光客がいない。でも、それには理由が。。。①湖面が真っ白ではなく、少しベージュ色に染まっていること、②乾季の間は塩が固まってできた湖面をなんとか通行することができるけど、ウユニと比べて塩の層が薄く、車ごと湖の底へ沈んでしまうようなスポットが多々あり、知っている人以外がこの湖面を通行するのはかなり危険、とのこと。



画像はコイパサ湖から再びウユニ湖へ戻るルート上。行きと同じ道ではつまらないでしょうと、帰りは道無き道を進むことしばし。塩分だらけの乾燥しきった土地に、10m近い高さのサボテンが所狭しと、丘を埋め尽くしている。(←軽―く「丘」と呼びましたが、この丘の標高は約4,300m。)今までに見たことがない風景に、夢を見ているような心地。



再びウユニ塩湖へ。午前中に通ったときとは太陽の位置が違うため、また違った美しさを堪能。塩湖の表面は亀の甲のような模様が果てしなく続いている。標高3,800mの空はどこまでも碧く、白い湖面とのコントラストに息をのむ。ここはきっと100年前もこうだったし、多分100年後もこのまま。圧倒的な自然を目の前にし、自分の存在をしばし忘れる。



一日車に揺られ、少し疲れが出てきたところで宿泊先へ。ホテルは塩でできたホテル「Luna Salada(塩の月)」。少し小高いところにあるため、ウユニ塩湖はもちろん、ほとんど360℃、地平線まで見渡すことができる。画像は2006年最後の夕日。来年も素晴らしい年にしたい、2007年の抱負を心に唱える。


今年一年は本当に様々なことが起こった。息つく間もないほど。それでもなんとかやってこれたのは周囲の人々のおかげ。些細なことで短気な態度をとる私。今の感謝の気持ちを忘れないようにしたい。