トレッキング2日目


とにかく寒い凍えるような夜をなんとか乗り切り、今日も快晴!!
テントの中でも気温3℃。眠れない人も多かったみたい。・・・一方、眠れないなぁと思っているうちに私は爆睡。寝袋に入ったのはまだ9時ぐらいだったのに、気がつけば朝だった。青森県出身のパパと、北海道出身のママからの何かがあるのかな。


画像は、温泉のわずか5mくらいにあった滝を撮ったもの。水面に朝日が映って光が遊んでいるのがすごくきれい。かなりの時間ぼぉーっと水面を見つめてしまった。

すばらしいパノラマを楽しむ一方、実はもう一つ私にとってたまらなかったのは、この高山植物たち。そこら一面に白、黄色、紫の花が咲いている。結構夢中でデジカメを向け、何枚も何枚も同じような画像を撮ることに。。

これは、トレッキングの最中に撮ったもの。こういった景色を見ながらの道中は、疲れも忘れるほどの景色に感動の連続。このパノラマがなかったら、最後まで歩けなかったかもしれない。なお、この景色、標高は4,000mを少し切るぐらいの地点。低緯度とはいえ、さすがにこの高度になると森林限界を超えている。高山植物が地に張り付くように生きている。美しい景色と、地面の高山植物の両方に気をとられながらのトレッキング。怪我しなくてよかった。

急に濃い緑に飲み込まれる。目的地の村、キメ(Quime)が近づき、一気に標高が下げていく。このあたりの標高はもう3,400mほど。一日で「徒歩で」軽く標高ベースで1,000m以上移動するなんて、そうない経験。そんなことを考えながら黙々と足を進める。実は、下り坂は足の爪、ひざへの負担が大きく、足はこの時点でかなり疲労気味。


帰路、なんとガソリンが見つからない!!!このままだとラパスには戻れないかもしれない、もしくは乗り合いバスを押さえて帰るしかないとガイドに言われ、途上国にいることを改めて実感。結局ガソリンを分けてくれる人を発見し、なんとかラパスまで戻れることに!!自宅に着いたのはもう軽く25:00を周っていたけど、まずはバスタブにお湯をためてゆっくり。


キメの街の様子については、改めて取り上げます。