明け方、涼しくて目が覚める。ここ津軽はもう晩夏というより秋に入っているのかな、そんなことを思いながらニ度寝。次に起きたらもう8時過ぎ!!!


今日は中津軽郡西目屋村砂子瀬へ。ここは7年後に「津軽ダム」の建設により水の下に沈むため、もうここに児童の遊ぶ姿は見られない。既に住民はほとんど引っ越し済み。後はぎりぎりまでこの地で過ごしたいという数軒が残っているだけとのこと。


そんな小学校の建物に、今、この地区に住む人々の歴史的な品々を展示中。

こちらも同じく砂子瀬小学校にて。いろいろと説明をしてくれた方。ここは農業、林業等で生計を立てていたこともあり、展示されている林業グッズは本当にダイナミック!!! ちょっとだけ、ボリビア日系人の方々の開拓を取り扱った記念館を思い出しました。

巨大ダムの必要性、それは理解しつつ、複雑な気持ちで砂子瀬を去る。そして向かったのは「白神」の暗門の滝。白神山地に来るのは久しぶり。楽しみにしていたし、おそらく自然は相変わらずの美しさだったと思うのだけど、人、人、人・・・「シルバーウィーク」の真っ只中に来たのは失敗だったかも。ここ特有の静けさを楽しむことは無理な状況。また日を改めて来たいな。

これは目的地の「暗門の滝」。入り口から1.5kmほど歩いてここに到着。すれ違う人の多さに嫌気がさしつつあったのだけど、滝を見るとちょっとリラックス。でも、この上流にある第2の滝以降に進むのは断念。


東京での生活は快適で、楽しい。でも、こういう自然に触れると、ちょっと寂しいような気持ちにとらわれる。