楽しい土曜日♪


今日はタジキスタンをもっと知ろう企画を決行!(⇒観光しよう、という意味です。)


というわけで、まずは「タジキスタン総合博物館」へ。展示物の保管状況はよくなかったけど、気がつけばこの博物館だけで一時間半以上過ごしていたみたい!!! 展示物の説明はタジキスタン語とロシア語のみで、ほとんど英語はなかったのに、時間が過ぎるのはあっという間。


画像は、博物館の前にあった銅像を撮ったもの。せめて、誰の銅像なのか知りたいのだけど。。。聞く相手がいませんでした。おそらくここはアイニー広場で、この銅像の人は「タジク文学の創始者で小説家、詩人、建国最初の利学アカデミーの院長だったアイニー氏」だと思うのですが。。。

続いて、歴史考古学博物館へ。興味深いものがいっぱい。特に有名で、今回のお目当てだったのが、この12mもある巨大な涅槃仏。1966年にタジキスタンの南部のクルガン・チュべ仏教遺跡で発掘されたとかで、発掘された当時、世界で最も西にある仏教遺跡と話題になったとか。7世紀にイスラム勢に破壊されたものが、2001年からエルミタージ博物館の専門家により修復されたとのこと。


ちなみにこの博物館には日本のODA(政府開発援助)も入っているとのことで、多くのものにODAマークが貼られていました。

こちらは隣接する民族博物館での一品。何も説明もなかったけど、なんだか気になってついついデジカメにてぱちり。日本に連れて帰りたい一品だわ〜

ところで、タジキスタンはお花の栽培が有名とのこと。確かに、いたるところにお花が植えられている。こちらの博物館のバラも本当に美しくって、ついつい見とれてしまいました。

急にお天気が回復してきたので、欲張ってドゥシャンベから25kmほど西にあるヒッサール要塞へ。遺跡好きにはたまりません。といっても、ソ連成立の頃にロシア軍に徹底的に破壊されたとのことで、今はわずかに要塞の一部が残るだけ。緑の草をはむ山羊、子牛の姿は、本当にのどか。

こちらもヒッサール要塞。いつ頃建設されたものなのか知りたい。。。


夜はおとなしくホテルでゆっくり。タジキスタンでの業務は実質後3日しかない。というわけで、明日は部屋で資料整理の時間をとることにしよう。。。