念願の・・・


大人になるまで、生のキンカンを食べたことがなかった(と思う)。キンカンの味を知ったのは、今マダガスカルにいる職場の元先輩・友人のNちゃんに誘われておじゃましたフランス人のパーティーでのこと。あれはボリビアに赴任する前だったから、軽く6年以上前のこと。一体いつだったかしら。キンカンはそのときに「おいしい!!!なんで今まで知らなかったのかしら」と思った記憶があります。別に理由もなく今まで来てしまったけど、久しぶりに購入。うーん、やっぱりさわやか、ジューシーでおいしい♪ でも、相方があまり好きではない様子…皮がちょっと苦いらしい。

そして、こちらは相方が焼いてくれたたこやき。今回はちょっとだけ塩辛かったけど、外はカリカリ、中はとろーりでおいしい♪ あぁ、ようやく食べられた… というのには、このたこやきには経緯がありまして…


去年の夏のある日、たこやき専用鉄板を自宅で発見!でも、棚の上の方にそっとおかれていたので、一応知らないふりをしてみる。私にはどうして専用鉄板??でも、関西人にとって、これは普通に自宅にあるグッズだときいたことがあるしね。
しばらくすると、たこ焼き専用(?)のひっくり返すためのピックを発見。
またしばらくして、たこ焼き、粉もん用の油塗りを発見。
秋のある日、たこやきの生地を入れておくための専用容器を発見。
ところがその後、他に何が必要か分からないのに一向にたこ焼きパーティーが開催されない…
こうなってくるとたこやきが無性に食べたくなる。
さりげなく、冷蔵庫にタコのぶつ切りを入れておいて見た。
効果なし。
紅ショウガをタコのぶつ切りと一緒に冷蔵庫においてみた。
効果なし。


月日は流れ、もうあきらめかけていた本日、とうとうたこ焼きパーティーが実現!!!
もはや「念願かなって」という枕詞がふさわしい、このたこやき(結局、直接交渉しました。)


狭い日本。でも、出身地によりいろいろな習慣があっておもしろい。相方は関西生まれ、関西・関東にて成長、一方私は東北と北海道出身の両親の下、東京で生まれ、中南米・東北中心に成長。これからもいろいろお互いに「あれっ?」っていうことがありそうで、楽しみ。