キヌア

mikaaya2006-03-17

写真はおなじみ爽○美茶。なんで、こんなのわざわざ拡大してブログに載せるのかって?
それは、リニューアルされたこのお茶になんとキヌアが加わったから!!
えっ、キヌア知らない?そうですよね、タマネギやジャガイモほどはメジャーでないですものね。。


【キヌア Quinua】
 アカザ科・アカザ属。同科の植物にはアカザ、ホウレンソウなどがある。1年草で1m前後に育ち、一つの房に250-500個程度の直径2-3mmの赤、緑または紫の種子をつける。脱穀した種子は白く丸い粒になり、食用。日本のアワ・キビに似ているが、ミネラル、ビタミン、タンパク質、食物繊維を豊富に含み、同類の穀物のなかでも際立ったその栄養素の高さから、近年注目が集まっている。
 チチカカ湖周辺地域が原産地で、標高2,500mから4,000mにかけての高原地帯で栽培されており、ボリビアとペルーで多く生産されている。アンデス地域ではインカの時代、もしくはそれ以前から栽培されていた。古くから「穀物の母」と称される。


 現在日本の輸入量は700〜800t/年程度で、そのうち30%がボリビア、70%がペルーからの輸入となっているとのこと。でも、実はペルーから輸出されるキヌアのほとんどがボリビアから密輸されたもの。(ペルーでのキヌアの生産量はせいぜい200t/年)


キヌアは日本にいたときから大好物。日本ではそれなりの値段がするので頻繁には買わなかったけど、ここに赴任してからはしょっちゅうスープに入れたり、パスタ風にして楽しんでいる。
 日本にしかないような美味しいものを食べたくなるときはしばしばある。でも、ここに永遠に住むわけではないし、今こうやってここボリビアならではの食材を楽しむのも悪くない。