Zongoへのドライブ


今日は、いつもの同僚とドライブへ。今回の目的地はZongo(ソンゴ)という場所。何人からか「とてもすてきなところ」「自然の変化がおもしろい」等のうわさを聞いていたので前から気になっていたところ。
画像は、世界最高峰にあるスキー場チャカルタヤ(今は温暖化で雪はほとんどないけど。。。)とソンゴの分岐点での一枚。この時点で標高4,300mほど。


しばらく進むと、山を望む丘に広がる墓地。ここは昼間以外は通りたくないなぁ。昼間でも一人では絶対通りたくない。なんか出てきそう。。でも、こんな美しいところに眠るなんてちょっとすてきかもしれない。そんな不謹慎なことを考えながら通り過ぎる。


道をリャマが通る。車に気づくとあわてて逃げる。でもね、道の先に逃げても、車は結果的に追いかけるだけ。しばらく追いかけているうちに、リャマもやっと道からそれて逃げていった。
ちなみに、このあたりの標高は本日のピーク、4,700m程度。ここから一気に標高が下がっていくので、いろいろな植生の変化が見られるとのこと。→ちなみに、本日の最低標高は1.280m。


ソンゴまではひたすら谷を下るコース。何箇所ものところで水力発電が行われていて、電力関連施設が谷に沿って続く。画像は渓谷を見下ろした一枚。ボリビアでこんな風景を見たの、初めてかもしれない。この付近の標高は約1,500mぐらい。










ふと、気づくと大きな滝。あの落差は一体何mあるのだろう。でも、そんなこと気に留める人もいないみたい。あんなにすてきな滝だったら、観光資源になるのに。→そんな風に思ってしまうところ、私の心は商業主義に毒されているのかも。自然をそのままに受け入れて賞賛できていないのでしょうね。それに気づいてちょっとだけ自分を寂しく思ってみたりする。









そして、片道3時間のコースを戻ってくると、既に夕暮れ時。氷河湖が鏡のように夕日を反射する。空と光と湖。
今日で、2年間ほとんどいつも一緒に過ごした同僚とのドライブは多分最後。この景色はそんな私の心が映りこんで、自分の目には寂しげに映る。
忘れられないドライブの一つになったと思う。