のんびりするのが目的のはずだった今回の沖縄・離島の旅。でも、ついついいろいろ予定をいれたくなっちゃうのよね。と、朝はホテル発の「モーニング・クルーズ」へ。何が売りなのかよくわからないままに、参加したのですが、これが予想以上に満足…
まず、心地よい海風。船の舳先に座って、海水が足にかかるのを感じるのはとても癒されます。いつもは船酔いのひどい私ですが、このクルーズでは一切なし。ちなみに、朝の海を見る価値は、波が穏やかな時間帯に、さまざまなお魚、そしてウミガメが泳ぐ姿を見ることにあった様子。ウミガメが超高速で泳ぐのを目の当たりにできて、すっかりご機嫌の私。
一旦ホテルに戻り、再びお出かけ。目的地はホテルから車で10分もかからないところにある星砂の海岸。ここでは1時間以上もシュノーケリングを楽しんで、背中も足も丸焦げに・・・あぁ、いい年してこんなに焼いたらまずいなぁ。。。でも、焼けていることに気が付かないほどきれいなお魚たち。仕方がありません。
その後「パーラー美々」にて果肉100%の超濃厚マンゴージュース。ここのソーキそばもおいしいらしいのですが、結局ここではジュースだけにしました。ちなみに、ソーキそばの価格設定が600円なのに対し、こちらのマンゴージュースは500円。でも、高いとは感じないほどの満足感があります。機会がありましたら、ぜひぜひ!!! お勧めです。あっ、ちなみに「パーラー」という単語でどのような場所を想像されるかわかりませんが、ここは小屋かと思うほど、質素な場所です。念のため。。。
お昼を「パーラー美々」で食べなかったのは、ホテルから近いところにある「唐変木(とうへんぼく)」で昼食をとってみたかったから。3年連続で同じホテルに泊まっているのに、なぜかここに寄ることはなかったので、今回が初めて。メニューの一番最初に乗っているカニ汁定食はもう終わっているとのことで、私が選んだのはスミそば。名前そのままの、イカ墨味のスープに沖縄そばの組み合わせ。まぁ、おいしいのだけど、私は普通の沖縄そばのほうが好みかな…
今回の旅行では、特にトレッキングツアーに参加しませんでしたが、ここ西表島は自然豊かな場所。多くの希少動物がいて、そしてこの広大なマングローブ。日本にもこんな自然が広がる場所があるのは不思議。本当に日本には多種多様な自然・動植物が存在しているのだなぁ、しみじみと実感。
その後、「サンセット・シュノーケリング」という変わったツアーに参加。目的地はバラス島というサンゴだけでできたちっちゃな島。シュノーケリングのメッカで、なんでも多いときにはこの小さな島に軽く100人以上の人がいるとか… でも、このサンセットツアーは去年から始まったツアーで知名度が低いこと、そして、サンセットより明るい時間の方がシュノーケリングにはよいと考える人が多いなどの理由で、なんとお客は彼と私の二人きり。20人は軽く乗れる船と、そしてバラス島を二人占め。しかも、夕方は魚たちの動きが活性化するとかで、シュノーケリングにも満足。
そして、シュノーケリングの後は、バラス島から水平線に沈む太陽を楽しみ、大満足の内容。
夕食は、島で唯一のお寿司を食べられるところ「島魚料理 初枝(はつえ)」へ。正直、おすすめのお魚を見たってなんのことやらわからない… というわけで、ほとんど板さんにお任せとなりました…
こちらはビタロー(ハナフエダイ)のマース煮。マースとは「塩」の意で、アーサという岩のりのような美しい緑の海藻が入っているのが特徴。磯の香りのする素朴な一品。ほっとする味です。
いろいろここならではの島魚をお寿司で頂きましたが、その中で気になったものがこちら「オオタニワタリ」の細巻。見ての通り、お魚ではありませんが、これはオオタニワタリというシダ植物の新芽とのこと。独特の風味の虜になってしまいました。また食べたい一品。
ダイビングで見るお魚を食べ続けること1時間以上。結局美味しいと思ったのはこちらの2種。奥は王道かつお。そして手前はカーシビ(ゴマフエダイ)。板さん曰く、ここでは戻りガツオも初ガツオもなく、年中かつおがとれるとのこと。冷凍していないカツオって、こんなに美味しいのね… そして、カーシビはもう少し油の乗った味。隣のお客さんが美味しいと言っていたので、オーダーしたもの。確かに美味しい…
散々食べて飲んで、お代は2人で8,310円。お値段と味とのバランスで、満足度の非常に高い夕食。