ちびこVSやどかり


ホテルから一番近い白浜港より船に乗って美しいビーチ「イダの浜」へ。おぉ、魂の洗濯とはこのことよ!


早速警戒心無く近づいてきたやどかりを手に取り、おにいちゃんに見せると、慎重にそっと貝殻をつかみ、「みてみてぇ〜、つかめたよ〜」


ちびこにも見せようと、ばけつに入れて目の前に差し出すと・・・

躊躇することなく、手をのばしてやどかりをがっちり握るちびこさん。あわてたやどかりが、はさみでちびこの手をはさむと、手を一振り。たまらず落ちたやどかりは、たまたま再びバケツの中へ。


はさまれたちびこさん、それなりに痛かった思うのですが、再びやどかりをつまみに行きました。そして顔の前に持ってきて、3秒ほど見つめると・・・・ぱくぅ

あわてたのはママとやどかり。気の毒なやどかりをちびこの口から救出し、逃がしてやりました。「おもちゃ」をとりあげられたちびこは「わぁぁああ〜」と泣くのでもなく、私に怒っています。


この勝負、ちびこに軍配。

その頃おにいちゃんはというと、シュノーケリングに挑戦中。相方によると、ライフジャケットの浮力がありすぎて、思うように動けず、ふてくされて終了となったそうな。


そんな様子をきちんと見ていたのはアクティビティの随行者。すかさず泳がなくても海の中をみながら楽しめる浮き輪を差し出してくれました。

ちなみに、このツアーでは、赤ちゃんセットとして、おむつ、子供用日焼け止め、子供用綿棒(オイル付)、おしりふき、赤ちゃん用麦茶などをセットして、赤ちゃん連れの家族に配ってくれました。さらに、赤ちゃん用の海に入ってもいい帽子や、浮き輪なども貸し出してくれてと、いたれりつくせり。いやぁ、助かります。

昨日のクルーズのときと同じS船長に会って、大喜びのちびちゃん。早速運転席に向かい、するするとスタッフのひざに乗せてもらう。汽笛をならさせてもらったり、舵をきらせてもらったりと、船長気分を味わい、イダの浜より盛り上がっています。(船長、そしてスタッフの方々、おつきあい頂きありがとうございました。)

さてさて明日は西表を離れる日。それならばと、イダの浜のあとは、星砂の浜へ。ビーチのはしごです。ここは、ほんの少しもぐるだけで相当いろいろな長間を見られるポイントなのですが・・・今年もシュノーケリングは無理でした。こどもたちがシュノーケリングをできるようになったら、みんなで愉しめるのになぁ。後2年位かなぁ。そんなことをぼんやり思いつつ、水深10cmぐらいのところで座り込む家族一同。


ここでもちびこさん、本領発揮。口がもごもごしているので「!」と思って中をみると、なにやら黒いものが入っている。「!!!」あわてて取り出してみると、漂っている海藻でした。口から取り出されて不満そうなちびこさん。その後は一応注意していたつもりなのですが、再びただよってきた階層をぱくぅ。それを見た相方が「もしかして、おいしいのかもよ。」と口に入れたところ、適度な塩味がよかったとの感想。

ビーチのはしごの後は、ホテルのプールへ。ホテルで毎日無料で食べられるパイナップルにかぶりつくちびちゃん。はぁぁぁ、この姿を見てるといやされる。。。


2人のちびかいじゅうを抱え、体力的には休暇中の方が厳しい我が家。楽しい旅行も体力勝負ですが、心は本当に解放されます。また来年も結局ここに来ることになりそうだなぁ。